【ステップ1】
0) マナーの確認
1) 駒の動かし方の説明
2) 「詰み」を覚える
3) 詰みと駒の動き(金)
★ ― チェックポイント
【ステップ2】
4) 詰みと相手の駒の動き
5) 詰みと駒の動き(銀)
6) 詰みと駒の動き(桂)
7) 合い駒
8) 詰みと駒の動き(香)
9) 詰みと駒の動き(飛)
10) 詰みと駒の動き(角)
こちらでは、Nocturn9-2で配布している「テキスト」を利用して「駒の動き」と「将棋のルール」を覚えてもらう、指導法の一例をみていただきながら指導のポイントを紹介していきたいとおもいます。
指導の基本は、生徒さんに合わせてた教え方をすることです。
誰にでも教えられる完璧なマニュアルは存在しません。
指導する方は、常に生徒さんの理解度の確認を怠らないようにしてください。
指導にはマグネット盤以外の駒を使用することをお勧めします。
木の盤と駒ならば、高価なものは必要ありません。
道具に触れるということはとても大切なことです。特に、駒に触れてください。
外出先に持っていくときなどはマグネット盤でかまいません♪
各テーマごとに利用するテキストは次の方法で表示します
†サンプル→文字の上にマウスを乗せると参考場面が一つ見られます。
†見る →クリックすると別ウインドウでテキストが表示されます。
†ダウンロードする→テキストをダウンロードします。
テキストをまとめてダウンロードしたい場合は「資料室」をご利用ください。
・指導を始める前に「お願いします。」と挨拶をする。
・指導はきちんとした姿勢で受けさせる。
・対局は負けた人が「負けました。」と言って終わりにする。
・指導が終わったら「ありがとうございました。」と挨拶をする。
・駒はなくなりやすいので「数えながら」片付ける。
◇指導のポイント◇ |
まずは、この5つを。 マナーは習慣として自然に出来るようになるまで、「忘れていたら教えてあげる」を繰り返しましょう。これは、将棋を「楽しく指す為」の約束事であることを必ず伝えましょう。 (対局をするようになったり、教室に通うようになったりしたときは、「はじめに」を参照に、順次マナーを教えてあげてください。) |
利用:駒の動かし方の表(動き表)
・表を見ながら、駒の動かし方が分かればよい
・成り駒については後回しでかまわない
◇指導のポイント◇ |
この指導方法では、詰将棋を利用して動きとルールを自然に覚えてもらうことを目的としています。 まず、この段階では「駒の名前」と「動き方」を実際に盤上で動かして目で見て確認するだけでかまいません。成り駒に関してはText.10から触れますので後回しでかまいません。 (駒の動かし方だけを覚えるテキストは準備中ですのでしばらくお待ちください。) |
利用:text1
◆覚えるルール◆
・将棋は交互に1手ずつ指すこと
【手順】
◆「王手」を理解してもらう。
・「王手」とは次に自分の手番になったとき、相手の王様を取ることが
できる状態である
◆「詰み」を理解してもらう。
・王様を取られないためには「相手の駒を取る」「逃げる」の二つの方法がある。
・玉が自分の駒を取ったとき、自分の駒で玉を取り返す事が出来ることがある。
・「詰み」とは相手の駒を取ることも、逃げることもできない状態である。
・(合い駒についてはまだ触れない)
◇指導のポイント◇ |
まずは「将棋のルール」 【交互に指す】、【相手の玉を取ったら勝ち】 と言うことを説明します。
次に、「動き表」を利用して、text.1:図1は次に王様を取ることができることを確認します。 反対の立場になって、王様を取られないためにはどうすればよいか考えます。 王様を取られないためには「相手の駒を取る」「逃げる」の二つの方法があることを伝えますが、先に逃げる場所がないことを、次に取ることができることを説明します。 図2では逃げ場所があることのほかに、「交互に一手ずつ指す」ため、銀を取ったら王様を取り返されて負けてしまうことも説明します。 図3では、逃げることも取ることも出来ないことを確認し、これが「詰み」であることを理解してもらいます。 合い駒に関してはまだ触れなくてかまいません。 |
利用:text2
◆覚えるルール◆
・自分が持っている駒は盤上の好きな場所に打つことが出来る。
・王様は「王手」をしないと詰みにならないこと
・サンプル図(上記「†サンプル」の文字にマウスを載せてください)
を利用して、金で王手が出来る場所すべてを探してもらい、詰みか詰みでないのかを一緒に確認する
・歩、銀、金、角、飛、玉の動きを覚える
・金を使った詰みの練習
利用:text3
・歩、香、銀、金、角、飛、玉の動きを覚える
・金を使った詰みの練習
◇指導のポイント◇ |
text2、text3までで、桂馬以外のすべての駒が登場します。 それぞれの駒がどこへ動けるのかを移動表で確認しながら、text2では基本の頭金の詰みを考えてもらいましょう。すぐに理解できないようなら、一つずつ王手できる場所をすべて探してもらい、一つずつ王様は逃げられるか?自分の駒は取られないか?を根気よく繰り返してください。 詰みの概念が理解できると判断したらtext.3の腹金へ進んでください。 |
Text3まで進んだら、「王手」と「詰み」の違いがわかっているか確認してください。
生徒さんに自分で違いを説明してもらうと、理解度が分かると思います。
ここで、あやふやならばもう一度復習です。
【参考例】
◆王手が分かっていない場合◆
5五に玉を置き、(成り駒と桂馬以外)すべての駒で王手できる場所を探すゲームをしましょう。王手できる場所を見つけたら、見つけた場所におはじきなどを置いていってあげると良いと思います。飛車などは51で一つ、52で一つ、53で一つ、といった具合に縦のラインなどとひとまとめにしないで、マスごとに一箇所として数えてください。
◆詰みがわかっていない場合◆
詰みと詰んでいない局面を繰り返し作って、詰みか詰みでないかを当てるゲームをしましょう。
まず、生徒さんに詰みか詰みでないかを言ってもらい、
「相手の駒を取ることができるか?(とりかえされないか?)」
「逃げる場所はあるか?」
この二つを順に確認していき、正解か不正解か答え合わせをします。
逃げるときは、玉が動くことができる「すべての場所」を毎回確認してください。結論として「詰み」か「詰みでない」かは自分では言わないで、必ず生徒さんに答えてもらいましょう。
(最初はText1の3つの局面を繰り返し。慣れてきたら、局面を増やしていきましょう。)
気楽に取り組んでもらえるように「簡単なゲームをしましょう♪」といった声かけがお勧めです。「分かってないから、理解できていないから」といった言葉は決して使ってはいけません。
きちんと理解できていれば、Text.4へ進みます。